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| ◆ 気仙地域医療連携シンポジウムにて、二十六薬局の伊藤勝彦薬局長が講演を行いました。◆ |
2011年2月9日
大船渡カメリアホール
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■主 催 岩手県大船渡保健所
■共 催 気仙薬剤師会
■後 援 気仙医師会、大船渡市、陸前高田市、住田町 |
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保険薬局の在宅業務における「ファーマシューティカルケア」の実践目標は、在宅患者さんの持つ問題点を明確にし、患者の生活の質(QOL)を改善するため具体的に「服薬ケア」を実践することと認識している。
保険薬局薬剤師が訪問服薬指導をするときは、とかく処方された「薬」から患者の病態を考えがちだが、むしろ、患者の「生活(暮らし)」から「服薬ケア」を思考する必要がある。
具体的には食事、排泄、睡眠、運動など患者の暮らしを把握し、日常生活で使用する言葉から、
@患者のQOLが守られているか
A薬の副作用や相互作用などが暮らしに悪影響を受けていないか
B薬の有効性等を確認する
また、薬以外にも様々な課題があることが多く、他職種との連携を図り課題に取り組む必要がある。
本シンポジウムでは、以下の事例を紹介する。
事例は、居宅療養管理指導を実施する80歳の女性で、構音障害・嚥下障害があり、闘病意欲が低下した筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者である。
ある時期から服薬拒否し、本人がうまくコミュニケーション(普段は文字盤を使用)がとれないこと、投薬するヘルパーさんの不慣れ、入替りにより服薬方法の密な情報交換が取れないことなどによりその理由の把握に時間を要した。
しかし、介護者と介護スタッフとの「連絡ノート」からいくつか服薬上の問題点を推察することができたので、薬局において消炎鎮痛薬の味(苦味)、錠剤の大きさ、服薬回数などを検討のうえ処方医に報告した結果、処方の変更が行われ、患者の服薬コンプライアンスの改善に貢献できた。
これらの経験を踏まえ「服薬ケア」を実践するためには、患者の病態や問題点の把握、処方薬の特徴を把握した上でより極め細やかな服薬管理情況の評価や介護者、他職種との密な情報交換が必要であり、積極的な保険薬局の在宅業務への取り組みと地域での連携が必要であると思われる。 |
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◆東海新報に掲載されました◆
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