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2018.12.25

当社の髙橋涼太薬剤師(二十六薬局)が「岩手県立中部病院緩和ケア研修会」を修了しました

当社の髙橋涼太薬剤師(二十六薬局)が
「2018年度 岩手県立中部病院緩和ケア研修会」を修了しました。

本人からコメントをいただきましたので、ご紹介します。

Q.今回修了された「岩手県立中部病院緩和ケア研修会」とは、どのような研修会でしょうか?

2007年にがん対策推進基本計画で「すべてのがん診療に携わる医師が研修などにより、緩和ケアについての基本的な知識を習得する」ことが目標として掲げられました。その後、改定を重ね2017年に「がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針」が新たに発出されました。
本研修会は、日本緩和医療学会が「開催指針」と厚生労働省委託事業を受け、緩和ケアにおける教育プログラムを作成し「日本緩和医療学会PEACEプロジェクト」として実施されているものです。

Q.研修会を受けようと思ったきっかけを教えてください。

私はライブリーに入る前、県外の「地域がん診療連携拠点病院」にて、がん治療と緩和ケアを中心に業務を行ってきました。
本研修会を受けようと思った理由は、薬剤師としてさらにスキルアップしたいという気持ちとともに、これまで培った経験による自身の力を試したかったということ、そして今後のモチベーションを維持していくためにこの研修会に参加しました。

Q.研修会を修了するにあたり、最も苦労したことはなんですか?

本研修は医師を中心に歯科医師、看護師、そして薬剤師などの医療スタッフが対象とされています。
今回参加した研修会では、薬剤師の参加者が私一人という環境でしたので、心細さはありました。
しかし、これまで緩和ケアに携わってきた経験がありましたので、積極的に議論も行い、さまざまな意見を聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
先にe-learningを全て受講しなくてはならない点は、少々大変でした。

Q.本研修を修了すると、どんな事ができるようになりますか?

本研修を修了しても、これといって何か特別なことが出来るというわけではありません。
ただ、国が定める基本計画に準じた研修であり、本来は医師向けの研修を修了したということで、自信を持って緩和ケアに取り組めるようになると思います。
緩和ケアは、末期がん患者だけが必要としているものではなく、治療中の患者においても早期に介入することが必要とされ、患者本人だけではなく家族など介護をする方々のケアも含みます。薬物治療が大きな柱となることも多く、今後も薬剤師が活躍できる分野だと思います。

Q.本研修の修了を目指す方に向けて、ひと言お願いします。

本研修は定期的に開催されているもので、定員はありますが誰でも受けることが可能です。
参加条件もe-learningの受講が必須なくらいです。ただし、先にも述べましたが元々は医師向けの研修会であり、ある程度の知識が備わっていないと大変な思いをするかもしれません。
まずは下準備をしっかりとすることが大切です。緩和ケアに興味のある人は、気軽にお声を頂けたらと思います。
一緒に緩和ケアについて考えていきましょう!

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