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2019.02.12

当社の髙橋涼太薬剤師(二十六薬局)が「在宅療養支援認定薬剤師」を取得しました

当社の髙橋涼太薬剤師(二十六薬局)が「在宅療養支援認定薬剤師」を取得しました。

 

本人からコメントをいただきましたので、ご紹介します。

Q.「在宅療養支援認定薬剤師」とは、どのような資格ですか?

【知識】【技能】【態度】を備え、在宅療養の場で薬物療法をしっかりと支えることができる薬剤師として、日本在宅薬学会が認定する認定薬剤師です。
2019年2月現在、全国で100名ほど認定されています。在宅医療に携わる薬剤師として、スペシャリストというよりはプロフェッショナルなゼネラリストといえる資格です。

Q.「在宅療養支援認定薬剤師」を目指したきっかけは何ですか?

もともと学生の頃から在宅医療の現場で薬剤師業務を行いたいと思っていました。
結局、急性期病院を経て今は保険薬局で在宅医療に携わっていますが、保険薬局に職場を移したときからこの認定薬剤師の取得を視野に入れて業務にあたってきました。
薬剤師にとって在宅医療はまだ未開発の分野であると感じています。その先陣を切って進んでいける薬剤師になりたい、そういう想いで今回の認定薬剤師を取得しました。

Q.本資格を取得するにあたり、最も苦労したことは何ですか?

細かい申請手続き方法は、学会ホームページで確認できますが、数ある認定薬剤師の中でも「在宅療養支援認定薬剤師」は個人で頑張っても取得できません。
事例報告は多職種と連携し、更に薬学的視点から介入した症例が審査対象となるため一人で頑張っても取得は難しいでしょう。
もちろん単位の取得や講習会の参加などいろいろ厳しい条件がありますが、最大の難関は日頃から医療関係者や介護関係者と密に連携を行っていることが求められる点だと思います。

Q.本資格の取得を目指す方に向けて、ひと言お願いします。

今回の認定薬剤師を取得した際に、日頃から大変お世話になっているゆかわ脳外科 理事長 湯川英機先生より「在宅の現場では薬剤師も、グリーフケアなど残された遺族への配慮について、これからは考えていくべきではないか」とお言葉をいただきました。
私自身、在宅の患者さんが亡くなった際には、その後自宅に足を運び、線香をあげ、ご家族とお話をして、困ったことがあればいつでも声をかけてくださいと、人とのかかわりを大切にするように心がけています。
在宅医療の最終的なアウトカムは、自宅で最期を迎えることができることといっても過言ではありません。大切なのは、まさに対物業務から対人業務、その人の人生をサポートすること、それは一人では到底できません。
薬剤師としての専門的な知識を兼ね備え、多職種と一丸となって患者さんの人生を支えられる薬剤師になりたい方は、取得を目指してみてはいかがでしょうか。
まずは、処方箋を見てから患者さんを見るのではなく、患者さんを見てから処方箋を見ることから始めてみるのもよいでしょう。

【謝辞】

今回、在宅療養支援認定薬剤師の取得において、日頃から在宅医療をはじめ二十六薬局と深く医療連携を行っていただいております医療法人梟栄会 ゆかわ脳外科 理事長 湯川英機先生、院長 湯川宏胤先生に深く感謝申し上げます。
そして、日頃からお世話になっております、医療関係者、介護関係者の皆様におかれましても、この場を借りてお礼申し上げます。
 
株式会社ライブリー 二十六薬局 髙橋涼太

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