2019.06.12
岩手県内初の共同利用可能な無菌調剤室を設置しました
現在、高齢化社会を迎え、医療は住まい、介護、予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築実現を目指しております。その中で、保険薬局もその一員として医療に貢献していく必要があります。
病院を退院された患者様の中には、ご自宅で無菌調剤された注射薬を必要としている方が数多くおられ、その患者様への対応が求められております。
無菌調剤は、特別な「無菌調剤室」が必要であり、また多くの患者様に対応するためにはひとつの薬局ではなく、多くの薬局が共同利用できる「無菌調剤室」が必要となります。
今回弊社二十六薬局に設置いたしました「無菌調剤室」は、多くの薬局が利用できることを目的として、また多くの患者様に対応できることを目的としております。
医療機関のお医者様のご指示のもと、患者様のための、ご家族の方々のための設備として貢献できるものと思っております。
株式会社ライブリー
代表取締役社長 田中 紘一
この度、二十六薬局では岩手県内初となる、他の薬局が共同利用できる無菌調剤室を設置しました。
これにより、事前に契約を結んでいる薬局であれば、二十六薬局の無菌調剤室を利用し、注射薬などの無菌製剤処理を行うことが可能です。
保険薬局では注射調剤を行ったことがない薬剤師も多いと思いますが、二十六薬局では技術はもちろんのこと、注射薬の基礎も学べる研修プログラムを構築しているところです。
今後、在宅の場で注射薬を必要とする場面は増えてくると考えられています。無菌調剤室がない薬局でも二十六薬局を活用することにより、薬局を変えることなく「かかりつけ」としての機能を維持することができます。
これからも私たちは、患者様だけでなく地域を支えられる薬局を目指していきます。
二十六薬局
無菌調剤監督責任者 髙橋 涼太
