先輩レポート-1

入社の動機薬種商だった祖父の姿に憧れて。

 母方の祖父が薬種商で、いわゆる「まちなかの薬屋さん」でした。小さい頃からよく遊びに行っていて、その祖父の姿に憧れを感じたのが薬剤師を目指すきっかけになりました。県外の大学で学びましたが、卒業後は地元で仕事がしたいと考え、出会ったのがライブリーです。北東北で数多くの店舗を展開していますし、企業としての安定感にひかれました。実は3歳年上の姉も薬剤師で、私より先にライブリーに入社していたんですよ。

入社してから現在まで待合室での患者様の様子を意識して見るようにしています。

 現在は、私も含めて7名のスタッフがいるこの薬局の薬局長をしています。患者様に来やすい・行きやすいと感じてもらえるように、丁寧な対応はもちろん、薬局内外のこまめな清掃も心がけています。また入社当初から意識しているのは、患者様が入口を入っていらした時からその様子を目視すること。よくいらっしゃる方であれば顔と名前を覚えることができますし、お薬を渡す時にその具合や表情から会話の内容を広げ、患者様の症状を丁寧に把握するよう努めています。

仕事のやりがい信頼いただいている、と実感できる応対の瞬間がやりがいです。

 コミュニケーションが決して得意なタイプではないので、入社当初は服薬指導が型通りになってしまい苦労しました。近隣にお住まいでなじみの患者様が多い薬局なのですが、入社当初は「誰?」と思われている感じで患者様との距離感が詰められなくて。でも対応する回数を重ねているうちに「あなた聞きやすいから、いろいろ聞いちゃうのよね。つい話が長くなってごめんね(苦笑)」と言われたりして。信頼関係が築けているのかな、と感じられる応対ができるとやりがいを感じますね。

ライブリーの魅力地域密着の本質を知るスタッフがいる。

 入社当時の上司が、お取引先の病院や、近隣の方からの要望にどんどん応えていく方だったんです。一見薬局の仕事と関係ない機械修理とか、近隣の水路が詰まらないための清掃とか。いい意味で「こういうことも薬局の仕事なんだ」と地域密着の本質を教えてもらい、すごく勉強になりました。商店街のなじみの店みたいに、地域密着の「まちなかの薬屋さん」を目指したいと思っているので、薬の知識はもちろんですが、それだけじゃない、気軽な会話を明るく交わせるような薬局にしていきたいです。

今後の目標薬剤師を目指す学生を育成する資格とスキルを。

 認定実務実習の指導薬剤師の資格を取得したいと考えています。実習の学生を薬局に受け入れて、直接教えることができる資格です。過去にライブリーの新入社員を研修で預かったことがあるのですが、うまく指導できたか自信がなくて。後輩を育成するスキルをもっと身に付けたいです。またライブリーが取り組んでいる在宅医療にも実際に関わっていくなど、挑戦できるいろいろな経験を重ねたいと思っています。

プロフィール

2007年入社
東北薬科大学卒
奥州市出身。美味しいお店に出かけるのが好きで、北上や盛岡まで足を延ばすことも。ラーメンが好きで特に好きなのは味噌ラーメン。「野菜にスープの味がからんで美味しい!太麺が好みです」。また犬好きでもあり、マルチーズのハッピーとプードルのラッキー2匹の家族がいる。